EVE173 検波増幅用直熱3極管

 

EVE173は、EVN171の後継品種(但し、性能は若干向上した。)で、下の球はニッケルプレートが用いられた初期型なので1918年以前の製造と思われる。なお、大塚久氏の「クラシック・ヴァルブ」では”EVN173”と誤記されている。

 

Telefunken EVE173

管壁にメーカー名と管名等がエッチングされている。ヨーロッパで伝統となる横型同軸円筒型の構造となった。ステムはプラチナ。

上部からの眺め。

足ピンはEVN171と同様にプレートだけがパイプ状に太い特殊な形。

 

 

(2024/04/28)

 

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