6C6 検波増幅用傍熱5極管
6C6は、ラジオの検波増幅用として開発されたシャープカットオフペントード57の6.3V管となります。我が国でも、戦後の高一ラジオの検波増幅用に沢山用いられました。これのリモートカットオフペントードが6D6となります。
その後、GT管では6SJ7/GTに受け継がれて行きます。mT管では、ちょっとGmが大きくなって相当管とは言えないですが、6AU6に移行してゆきます。
マツダ UZ-6C6
管壁には、○にカタカナでマツダのマーク。その下に八角の中に管名。反対側に〇に一級マーク。カーボンスートは灰色。
トップからの眺め。グリッドへの引き出し線は、6D6と異なりターンしていない。
こちらは別の球。造りは同様。マークの裏側の一級マークも同様。アクアダックとなった。
トップからの眺めも同様。
造りは全く同様。一級マークが無くなった。
トップからの眺めも全く同様。
JRC UZ-6C6
管壁には、八角の中に管名とJRC。反対側に〇に一級マーク。カーボンスートは灰色。
トップからの眺め。
TEN UZ-6C6
管壁には、TENのマーク。その下に八角の中に管名。その下のSQマークは、SpecialQualityの意味なのか、製造ロットなのかは不明。四角に波マーク。カーボンスートは灰色。
トップからの眺め。
不明 UZ-6C6
管壁には、八角の中に管名。その上にあるはずのブランドマークが消えている。カーボンスートは灰色。グリッドキャップが外れている。
トップからの眺め。
他にも沢山ありますので、見つけ次第追加します。
(2021/04/25)