RK-23　送信用傍熱5極管

RK-23は、RCAの59をトッププレートにして高電圧を印可可能として送信用とした球で、言ってみれば、RCA系の802のヒーターが2.5Vの球です。59と同様に、サップレッサーグリッド変調が可能な様に、サップレッサーグリッドがそのまま単独で引き出されています。足も同様に大型UT。プレート損失は同じく10W。ST16型の外形とタイトベースで大型4ピラーステムが気に入っています。RK-25は6.3Vヒーターとなって、RCAの802と同じとなりました。

Raytheon　RK-23

元箱。

プレートはRaytheonの59と同様に楕円型。上下にタイトでしっかりと固定されている。ヒータも59と同様にダブル。タイトベースにオレンジプリント。管壁にもエッチング。

非常に丁寧な造り。大型4ピラーステムから立ち上がった支柱をベースにしっかりと固定されているのが判る。

(2012/11/18)

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