松下 Z-1
仕 様
ブランド | ナショナル |
メーカー | 松下無線株式会社 |
形 式 | ペントード使用3球ストレート(三ペン) |
寸 法 | 横幅(W)33cm×高さ(H)21cm×奥行き(D)16.5(つまみ含18.5)cm |
重 量 | 3.9kg |
使用真空管 | UZ-57,UY-47B,KX-12F |
受信周波数 | 中波 |
感 度 | |
電気的出力 | |
電 源 | 50〜60c/s 100V |
消費電力 | |
スピーカー | 吋 マグネチックスピーカー |
定 価 | |
発売時期 | 昭和12(1937)年 |
製造時期 | 昭和12(1937)年 |
備 考 | 意匠登録第76432号で登録されています。出願 昭和12年7月5日、登録 昭和12年10月14日、案出者 今井 軍治、 意匠権者 松下電器産業株式会社 となっています。図面が写真となっていますので、もう既に実物が存在していたことになります。 |
正面写真。こちらはまだ未修理品です。縦行ダイヤルが気に入っている。指針は、昔懐かしいラジウム(と思います)の蛍光ビーズに凧糸を通したものが使われている。つまみはオリジナルでない模様。
背面。電源コードが新しいビニールのACプラグ&コードに交換されている。
背面内部。内部は少し埃があるものの比較的奇麗な状態。当時の最新鋭管UZ-57を使ったラヂオだが、驚いたことに今でも鳴る。ひょっとしたらACコードの交換のみで修理が終了するかも知れない。この頃のラヂオは良く造られている。
前の所有者のワンオーナー品です。前所有者は、東京の豊島区の方でした。押し入れの中で空襲に耐えたそうですが、ひょっとして終戦時に玉音放送を流しているかも知れません、以前、誰かのHPで同じ形式のラヂオを拝見して、内部配線はグリッド検波だと思っていましたが、確認するとこちらはプレート検波でした。途中で配線を変更した形跡がないので初めからそのような仕様だったと思われます。東京区内の強電界区域用に初めから製造販売されたのでしょうか。なお、再生バリコンのつまみは、グリッド検波の時ほど急激ではないものの、緩やかなボリウム程度には音量が変化するので有効です。
本体左側面には電源スイッチが設けられている。
本体背面からアップ。
また修理したら追加します。
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