85 検波増幅用傍熱双2極3極管
85は、ラジオ用の検波兼低周波電力(時には電圧)増幅管として開発されました。初期はナス型でしたが、後にST12型になります。2.5V管の55に相当します。3極部のμが小さく出力電圧が大きいのでオーディオ用のパワー管を強力に励振できて、私の好きな球の1つです。余り目立たない球ですが、3極部のμが大きくなった球が75で、ラジオではこちらの方がポピュラーです。
Raytheon 85
初期のメッシュプレートタイプ。4ピラー構造。
こちらは後期のメッシュプレートでないタイプ。4ピラー構造。
他の球についても、順次追加してゆきます。
(2007/09/29)