804 送信用直熱5極管
804は、RaytheonのRK-20と似た定格の球ですが、後にプレート損失が、40Wから50Wと増強されました。初期型はタイトベースで後にマイカノールベースとなります。ノッポの独特の形状と共に、煌々と輝くトリタンフィラメントに惹かれます。上部下部共にセラミックサポートを使用しています。
勢揃い。左から、Raytheon RK-20 RCA 804 旧型 同じく 新型。RK-20と旧型804とでは高さが揃っているが、プレートの位置がかなり異なる。804の新型となると高さがかなり低くなった。
上からの眺め。
RCA 804
タイトベースの旧型の中でも旧型(初期型?)と思われる。プレートのリブが無く平面型。
上からの眺め。タイトのトップサポートのさらに上に離してサイドマイカが4枚設けられたマイカ板があるため高さが一層高くなっている。
タイトベースの旧型の中でも新型と思われる。プレートに補強のリブが設けられた。他の造りは同じ。
上からの眺めも同様。
焦げ茶色マイカノールベースの後期型。
上からの眺め。タイトのトップサポートの上に直接爪付きのマイカ板が設けられたこともあって高さが低くなった。プレート引き出し線やグリッド接続線も太くなった。
ボロボロですが、元箱。Date PKG 5/61とある。
色が薄くなって茶色マイカノールベースとなった。
トップのグリッド押さえの形が変わった。
(2008/12/27)
(2013/01/20)
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