55 検波増幅用傍熱双2極3極管
55は、ラジオ用の検波兼低周波電力(時には電圧)増幅管として開発されました。初期はナス型でしたが、後にST12型になります。後に6.3V化されて、85に引き継がれました。3極部のμが小さく出力電圧が大きいのでオーディオ用のパワー管を強力に励振できて、私の好きな球の1つです。余り目立たない球ですが、3極部のμが大きくなった球が2A6となります。
Raytheon ER55
初めて見た時、WE262Aの様な印象を受けました。ナスでメッシュで4ピラー。
Raytheon 55
ST初期のメッシュプレート。刻印4ピラー。
メッシュでなく、リブプレートになった。2極管部には依然としてシールド筒あり。
刻印4ピラー。
Arcturus 55
ブルータイプ。
(2007/06/23)
(2007/11/17)