238/38 電力増幅用傍熱5極管

 238/38は、自動車ラジオ用の出力管として開発されました。開発当時の球は、当然直流点火用に設計されています。初期はナス型でしたが、後にST12型になります。

 

RCA 238

1931年4月製造。Ep135V、Esg(max)135Vと記載されている。

RCAが斜めに刻印されたデザイン。管横にRCAのマーク。ニッケルプレート。

トップマイカ。

 

Cunningham C-338

左側は1931年4月製造。右側の箱の方が新しいタイプと思われる。共にEp135V、Esg(max)135Vと記載されている。中身はどちらも同じ。

管横にCのマーク。黒化プレート。

トップマイカの形が、RCAと僅かに異なる。

 

Raytheon ER238

極初期型の円形ニッケルプレート。RCAと同じ様なプレート構造。4ピラータイプ。

初期の4ピラータイプ。円形メッシュプレート。

後期の4ピラータイプ。楕円メッシュプレート。メッシュプレートは私のお気に入りの1つです。

 

RCA 38

MR年代物。

カーボンスート、楕円プレート、RCAの丸マーク銀プリント。

 

こちらは、1946年3月製。

カーボンスートが無くなって、クリヤータイプ。銀プリント。製造は、Natinal Unionの様に思われる。

 

Raytheon 38

ST4ピラータイプ。オレンジプリント。

 

マツダ UY-38

赤刻印ベース。管壁に八角囲み中に管名と反対側に○にマツダのマーク。円型プレート。

トップマイカは爪付きの十字型。

 

他の球についても順次追加してゆきます。

 

(2007/01/28)

(2007/06/23)

(2007/09/29)

(2007/11/17)

(2009/01/17)

(2016/05/21)

 

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