2B6 電力増幅用傍熱3極管
2B6は、1932年3月に出た295に続くダイナミックカップル用の2.5Vパワー管として出力部を傍熱化して1933年半ばに開発されました。パワー管のグリッドはプラス電圧で駆動されA級で動作します。ドライバー段の3極管も管内に内蔵しています。ポピュラーとなることなく1935年4月に出た6.3V管6B5にバトンタッチしてゆきます。トップグリッドが無くなりシングルエンド構造となり、足は大型7本のUT。
TRIAD 2B6
刻印ベース。ST16型の大きな球。2つの3極管の配置はカーボンスートされていて見えませんが上下型(下にドライバー部)と思います。
上から見ても全く見えない。
(2012/08/25)