247系/47 電力増幅用直熱5極管

 247/47は、ラヂオ・ラジオや電蓄用の電力増幅管として、米国初のペントードという触れ込みで登場しました。初期にはナス型でしたが、後に47となり、ST16型となります。我が国でも製造されましたが、日本の家屋には、出力が大きすぎるのと、消費電力が大きい為、小型化されたUY-247B/UY-47Bが開発されて、日本のラヂオ・ラジオ用ペントードとしては専らこちらの方がポピュラーとなりました。

 

Raytheon ER247

旧型。独特の分厚いボックスプレートにRaytheonの浮き出し模様。

新型。分厚いボックスプレートは同じで、リブ付きプレート。

 

以下は、STタイプを紹介します。

Raytheon 47

ボックスプレートの名残を留める旧型。

こちらは、プレートが普通の形となった新型。それでもステムは4ピラー。ベースは刻印。

 

CeCo M47

こちらは珍しいMG管タイプ。未開封ですので、中身は開封後お見せします。紺の帯封あり。

 

他の球についても、順次追加してゆきます。

 

(2007/12/30)

(2008/10/25)

 

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