1619 送信用直熱ビーム4極管

 

 1619は、RCA系の6V6クラスのビーム4極管のメタル管ですが、軍用送信機用に開発されたので、クイックスタートのために直熱管となっています。フィラメントとして2.5V2Aの幅広のリボンが1往復納められています。これでも一応直熱管なのでオーディオにも用いられたりしています。

 

CRC(RCA) 1619

元箱。PKD 1-56 とある。

 

球の外観。メタル管で内部は見えない。銀プリントで6-04(=1956年第4週)で元箱と一致している。メタル部分の袴の下部に1619と刻印されている。ベースはマイカノール。 

上部からの眺め。ドームヘッド。

 

(2014/04/27)

 

                   規格表 米国系メタルチューブ アメリカ製オーディオ球 19ナンバー 総目録 真空管トップ トップ