Stromberg-Carson Model 635A
仕 様
ブランド | Stromberg-Carson |
メーカー | Stromberg-Carson |
形 式 | 高周波3段増幅式7球ストレート(高3低2) |
寸 法 | 横幅(W)59.5cm×高さ(H)27.5cm×奥行き(D)35.5cm(つまみ含37cm) |
重 量 | 29.6kg |
使用真空管 | 227X3+227X2+171AX1-280X1 |
受信周波数 | 中波 |
感 度 | |
電気的出力 | |
電 源 | AC |
消費電力 | |
定 価 | |
発売時期 | 1927年 |
製造時期 | 1927年 |
備 考 |
正面写真。こちらはまだ未修理品。対象的なデザインが高級感をもたらす。元々は脚部分にライオン脚様の飾りが付いていた様であるが粉々に破損していた。
上部からの眺め。高級感のある木目模様がみえる。
エスカッション部分の拡大。雑な梱包と輸送のせいで、オリジナルの木製ノブも届いた時には破損していた。
上蓋を開けた内部。エリミネーター化されて、AC電源がラヂオ本体内に内蔵される様になった。直熱管の226に代わって傍熱管の227が高周波から低周波まで万能に用いられる様になった。中央部分の四角いケースは4連バリコンのケース。縦に4個並んでいる円筒形のものはコイルケース。段間トランスケースや電源トランスやチョークコールのケースも全て同じダークグレーの縮塗装で統一しているのは、流石に重厚なStromberg-Carsonだけのことはある。信号系の真空管は全てSTが挿さっているが、前オーナーが修理したのかもしれない。コイルケースの隣の27が上から高周波増幅で3段あり、一番下の27で検波して、その左側の27で低周波増幅して、段間トランスを介して上の71Aで電力増幅する流れとなっている。
右側に1本だけあるのが整流管の280。とにかく無茶苦茶重い。当方の所持しているラヂオの中でも最も重い。
背面からの眺め。
また修理したら追加する。
(2022/12/25)