三菱 5P-468

 仕 様  

ブランド 三菱
メーカー 三菱電機(株)
形 式 mTトランスレス2バンド5球スーパー
寸 法 横幅(W)29cm×高さ(H)13cm×奥行き(D)11cm(つまみ含めて14cm)
重 量 1.4kg
使用真空管 12BE612BA612AV630A535W4
受信周波数帯 MW 535−1605KC SW 3.9−12MC
中間周波数 455KC
供給電力 50/60 c/s 100V 25VA
最大出力 1.5W
定 価  
発売時期  
製造時期  
備 考  

正面写真。保存状態が良く、内部の埃も少なかった。弱めのクリーニングでも大分綺麗になった。ケース正面金色帯接着。

つまみは、左から、OFF-VOLUME/SELECT PH-MW-SW/TUNING。

背面。裏蓋は、茶色ボード。熱遮蔽断熱シート天板の裏に張り付け。裏蓋の裏に、配線図&糸掛図&配置図の紙張り付け有り、製造番号 "4028380"。

シャーシは、平置きタイプ。埃少なし、錆少々。程度良し。ケース背面に 133521の浮き出し。ケース内面SP部にナイロン(?)サランネット。イヤフォンジャックは右横に新型の3.5mmφ。PLはシャーシと離れてケース留め。ACコードは、茶色オリジナル。ケース留め底ビスは、ゴムブッシュ(黒色)の中心にプラスネジで4本。ANTコードオリジナル(黄)&アースコード(黒)オリジナルOK。SPコードやイヤフォンコードは松下より長目、被覆の劣化もない。バリコン 三菱マーク 3831-01RAVC-4681黒スタンプ。IFTは角小形、六角レンチ調節ネジタイプ。(三菱マーク 455KC RIA 4682 5710-10A&5711-10B 黒色スタンプ。)真空管は、全部三菱、全金プリント。ロットは全て管壁"4J"。オリジナルと思われる。真空管シールド無し、球押さえ針金は30A5&35W4に有り。

ここで、初期型のシャープ5M-82との大きさ比較。上が5M-82で下が今回の5P-468。シャーシ、バリコン、IFT、OPT、SPなど、技術の進歩と共に大きさの違いが実感できると思います。

ダイヤル糸用の右側プーリーが省略(節約)でシャフトの溝で糸をガイド。 OPTはSPに固定、三菱マーク R-OPT-4682 5424-01 2.5kΩ:8Ω。SPは、10cmパーマネントダイナミック 三菱マーク 1906-03 8Ω 1.5W フェライトコア。全てオリジナル。

シャーシの底留めビス穴部分にゴム板有り。コンデンサーチェックOK(ペーパーコンは全てポリエチレン(?)封止、未だ活きている。マイカコンは、OKI。スチコンも使用。)、但し数値は旧型(0.05μFetc.)。ブロックケミコンケース NITTO黒色プリント有り。ソケットは全部ウェーファータイプ。フューズは0.7A。VRは、茶色、三菱マーク R.VRS-4681 36 367-04 39.9 500KΩA。(昭和39年9月製と思われる。)抵抗は大型にL型使用以外はカラーコードカーボンソリッド抵抗を使用。内部配線は色分けがなされていた。VRに少しガリあるものの、コンデンサーの劣化もなく、そのまま何の部品交換をすることも無く、クリーニングのみでOK。

 

その後嫁入りしました。

 

(2007/07/21)

(2018/09/30)

 

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