HY-65 送信用直熱ビーム4極管
HY-65は、直熱ビーム4極管と称するプレート損失10Wの送信管で、クイックスタートのために直熱管とした球です。やや小ぶりでストレートな処が気に入っています。敢えていえば、6V6GTを直熱管としてトッププレートにした感じといったところでしょうか。
Hytron HY-65
管名と社名がガラス壁面にエッチングされている。タイトベース部にも管名と社名が黒色で表示されている。上下にシールドあり。黒化プレート。2本のプレート支柱が上に伸びて、そこに水平にバーが溶接されて、その水平バーを介してトップ端子に出ている。USオクタルのタイトベースは比較的珍しい。
この眺めにキリッと締まった精悍な印象を受けます。トップマイカは2段にして、上部シールドを押さえると共に、フィラメント吊り用のコイルスプリングを保持している。管壁との固定はサイドマイカで押さえる構造。
元箱。TESTED 12/58とある。
管名と社名がガラス壁面にエッチング。タイトベース部にも黒色で表示。上下にシールドあり。但し、上部シールドが吊り部分も覆うようになった。黒化プレートも同じ。1本のプレート支柱が上に伸びて、そこからトップ端子に出ている。
管壁との固定はトップマイカに通された針金で押さえる構造。
こちらは別の球ですが、造りは同様。米海軍の錨マークも見える。
上の球とは反対側からの眺め。
(2013/04/28)
(2016/11/27)
規格表 アメリカ製オーディオ球 65ナンバー HYシリーズ 総目録 真空管トップ トップ