Crosley Type 50
仕 様
ブランド | |
メーカー | Crosley Radio Corporation |
形 式 | 再生付単球ラジオ |
寸 法 | 横幅(W)21cm×高さ(H)15.5cm×奥行き(D)12cm(つまみ含14cm) |
重 量 | 1.5kg |
使用真空管 | UV201A(WD12) |
受信周波数 | 中波 |
感 度 | |
電気的出力 | |
電 源 | バッテリー |
消費電力 | |
定 価 | |
発売時期 | |
製造時期 | |
備 考 |
正面写真。こちらはまだ未修理品です。ブックバリコンが好きで手に入れました。左の大型のつまみが同調、真ん中上のつまみが再生で、真ん中下のつまみがコイルの切り替えスイッチ、右のつまみがフィラメントのレオスタットです。手前には、Crosleyオリジナルのヘッドフォンもある。
上蓋を開けた状態。高価なバリコンを使わずに、ブックバリコンを使うことで、安価なラヂオとすることに徹した姿勢は天晴れです。左側にブックバリコンが見える。真ん中のつまみを押し込むか引き抜くかさせることにより、2枚のスパイダーコイルの距離を変化させて、再生量を調節する。真空管ソケットも見える。手に入れた時には、WD12が挿入されていた。他にも色々と使えると思います。
このラヂオの目玉のブックバリコン部の拡大。左側が固定、右側が可動の2枚の板の間に絶縁マイカ板が一枚設けられ、可動版は2本のコイルバネによって右側、つまり開状態に常に付勢されているところ、同調つまみに直結された偏心カムによって左方向、つまり閉方向へと押されることによって、所望の容量値が規定される。但し、同調ダイヤルと容量値との厳密な再現性はない。それでも、こんなコストの掛からない形式でバリコンを設計・製造したことに敬意を表します。
箱内部奥正面。
また修理したら追加します。
(2014/09/28)