A141 空間電荷格子型検波増幅用直熱4極管
ドイツのSiemens&Halskeの110に端を発した空間電荷格子型(スペースチャージグリッド)球を元にオランダのPhilipsで開発された省電力フィラメント(1.3V0.06A)のプレート電圧20Vで働く球です。我が国のUX-111Bのお手本となった球(と思われます)。
Philips A141
元々はUF4ピンベースだったが、これはバイヨネットピン付きの茶ベースで、足ピンはUX。スペースチャージ電極用の端子はベースの上部から取り出されネジ留め式になっている。プレートは水平型と思われるが良く見えない。
トップマーク。型番とPHILIPS MINIWATTの表記。
(2017/11/26)