6B7 検波増幅用傍熱双2極5極複合管
6B7は、スーパーラジオの中間周波増幅及び第2検波を1本の球で賄える様にと開発され、戦前のスーパーラジオや高級電蓄に広く用いられました。2B7の6.3V管となります。
マツダ Ut-6B7
刻印ベース。管名も刻印。管壁には、反対側に〇中にマツダのマーク。上部に5極管部、下部に2極管部。グリッドはトップキャップに引き出されている。外側の金網はシールドで、5極管部のプレートはこの中に収められている。
トップからの眺め。
ベース底部。見えにくいが、浮き出しで「マツダ」マークが付いている。
元箱。
こちらは、戦後大分経ってなで肩となった球。〇にマツダの下に管名がプリントされている。上部に5極管部、下部に2極管部と、グリッドがトップキャップに引き出されているのは同じ。外側のシールドが金網からパンチングメタルとなった。5極管部のプレートはこの中に収められている。
トップからの眺め。
下方からの眺め。2極管部の内部が少し見える。
(2021/02/28)
(2023/05/29)